善玉菌は複数いる

腸善玉菌を増やしていくことは、便秘解消のポイントになりますが、いつでも増殖してくれるわけではなく、オリゴ糖のような餌になる成分の摂取量にも関係してきます。オリゴ糖は、あまり摂りすぎるのは、おなかをくだすことになり、逆効果を生んでしまう場合がるのは覚えておかなければいけません。

善玉菌を増やし便秘解消を図る場合、1日5g以上10g以下のオリゴ糖を摂取するといいといわれています。ただし、いきなり量をとるのではなく、少しずつ増やして体が慣れてくるようにすると安全です。それも1回で摂るのではなく、少しずつ時間をかけてとるのもいいでしょう。タイミング的には、何時といったことはありません。ただし、できるだけ効果を継続させるためにも、何度かに分けるのが一番です。

善玉菌にもいろいろとあり、種類によって、オリゴ糖のような餌の種類も異なります。餌になるオリゴ糖もひとつの種類だけでは、自分の腸内にいる善玉菌とあわない場合が問題です。こうなると効果を感じにくくなってしまいます。人によって違いがあるからですが、できれば複数のオリゴ糖を摂取して善玉菌が増えていくようにすると、便秘解消のために効果を上げやすくなるのは間違いありません。

善玉菌とビフィズス菌

腸内に存在する善玉菌のひとつとして、ビフィズス菌がいます。ヨーグルトでも有名になりましたが、このビフィズス菌の餌となってくるのがオリゴ糖です。非常に相性のいいコンビであり、オリゴ糖を与えるとビフィズス菌は増殖していきます。これが便秘解消につながっていくのは、善玉菌の量が増えていき、腸内で優勢になるのがポイントです。ここに日和見菌の存在が隠されているのを見逃してはいけません。

女性腸内に存在する日和見菌は、どちらにつくのか常に変わってくる菌です。優勢な方につくのがこの日和見菌の特徴となっているため、善玉菌を優勢にしていくことに大きな意味が出てきます。コントロールしてあげていくことで、悪玉菌を抑えながら、善玉菌を有利に運んでいけるのですから、ビフィズス菌とオリゴ糖を一緒に取る意味が見えてくるでしょう。この日和見菌は、食物繊維などを発酵させ、短脂肪酸を作り出していきます。大腸の中でビフィズス菌を介して発酵して有機酸を生み出すのも重要です。これが吸収されると、健康にもメリットが出てくる上、エネルギー源となってくれることで、多い時には1日の10%もの量になるのですから、善玉菌とオリゴ糖は大きな意味が出てくるでしょう。

善玉菌が少なくなると

善玉菌が少なくなると、なぜ便秘になるのかという事実から考えていくことが必要です。腸内のバランスが重要で、悪玉菌の量が増えてしまい、善玉菌が押されていくと、日和見菌も悪玉菌のほうへつくことになり、バランスが壊れていきます

野菜悪玉菌が増える理由はいろいろとありますが、野菜類や果物の食物繊維が減ってしまうことで、脂肪分の多い食事となるでしょう。これが悪玉菌の増殖に関与しています。腸の働きも鈍くなり便秘になりやすくなりますが、たんぱく質や脂肪分を利用して悪玉菌が増えるからです。抑制も効かなくなり、どうしても悪玉菌の増殖に傾いてしまうようになります。

悪玉菌は、酸素を利用して活発に活動しますが、酸素の代わりに有毒ガスを算出する性質も問題です。これが悪臭のもとになりますが、発がん性のリスクまで高めてしまうのですから、便秘どころではありません。

実際に便秘になると、イライラが募るようになるでしょう。悪臭を放つ物質も血液中に取りこまれてしまい、大衆に影響を及ぼすケースもあります。臭いが出なくても、肌荒れを起こす可能性は十分にあり、影響は体全体に及びます。善玉菌が少なくなるだけでも、これだけの影響が出てくるのですから、オリゴ糖を摂取しながらコントロールすることも必要です。

善玉菌と悪玉菌

うんちさん人間の体の中には、さまざまな臓器があり、大腸もその中のひとつです。その腸内には、400種類以上もの菌が住み着いていると考えると、びっくりするでしょう。数は100兆個にも及びますが、全体で1kgにもなると考えれば、その量の多さがわかるはずです。粘膜の表面に住んでいるのが腸内細菌ですが、善玉菌と悪玉菌、日和見菌と呼ばれる3種類に大きく分けられます。善悪がついているため、絶対的に良い物と悪い物といった感じになりますが、そこまで絶対的なわけではありません。善玉菌でもさぼるやつが出てきますし、悪玉菌でも大腸内でバランスをとるために必要な菌もあるのが不思議なところです。このバランスが崩れてしまい、悪玉菌が増えてしまうようになると、便秘になりやすいことは間違いありません。腐敗物質も増えますし、腸の老化に加速がかかるようになり、病気にもなりやすくなるのも確かです。そのため、善玉菌が優勢であるようにコントロールすることが、便秘解消のキーワードとなってきました。

善玉菌を増やすといっても、実は簡単ではありません。減ってしまったから、食べ物から送り込めばいいといっても、胃や小腸を通り分解されてしまうことになるでしょう。そこで、オリゴ糖のように、善玉菌の餌となる成分を送りこみ、増殖させる必要が出てきます。なかなかわかりにくい部分も出てきますが、便秘解消には大切なことですので、参考にしながら体質改善を目指していきましょう。